スポンサーリンク

 

予想を覆す受賞

2017年のアカデミー賞においてはムーンライトが作品賞を受賞しました。

作品賞が発表する前、大方の予想ではミュージカル映画として大ヒットを飛ばしたLA LA LANDが本命であると見られていたことから、別作品の受賞は大きな驚きを呼びました。

LA LA LANDもまた丁寧な作り込みと発想によって作られた面白い映画です。

当然ながら作品自体のクオリティも高く、エンターテイメント性に溢れた映画として鑑賞後には人を幸せな気分にさせてくれます。

ではなぜアカデミー賞作品賞にはムーンライトが選ばれたのでしょうか。

 

スポンサーリンク

 

選ばれた背景には

 

受賞作品の傾向

この作品が描くものは、社会が抱える問題や闇、悩みや苦しみに立ち向かう姿です。

重たいテーマを抱える社会派映画であり、見終わったあとには深い印象を残すとともに、この作品が訴えるテーマについて考えずにはいられない、そんなメッセージを秘めた作品でもあります。

近年のアカデミー賞は受賞作品の傾向として、社会的なメッセージのある作品が選ばれる傾向が強く、ムーンライトの内容もまたこの傾向に合致しています。

対して多くのノミネートを得ていたLA LA LANDは娯楽性が強く、社会的なメッセージはそれほど強くありません。

もちろん必ず社会派でなければならないというものではなく、いずれの作品も面白く、クオリティが高いことに変わりはないのですが、昨今の社会の情勢を考え合わせた結果が、2017年のアカデミー賞作品賞の結果として現れたのではないでしょうか。

 

逆境を乗り越える


ムーンライトの主人公は黒人であり、同性愛者でもあります。
悩みながら生き、社会に拒絶されながらも強くある姿は感動を呼びます。

 

スポンサーリンク

 

人種の壁を越える

白人が多く選ばれがちなアカデミー賞において、黒人をはじめとした白人以外の人々を選ぶべきという意志が動いているのかもしれません。

この賞は世界の多様性を示し、素晴らしい作品がすべて公平に審査されることから、受賞は大きな栄誉となります。

だからこそ白人以外の人種、男性だけではなく女性も、といった具合に、すべての候補にとって公平であるように配慮されているのです。

 

最後に

作品賞の受賞は逃したLA LA LANDも、今回の賞を得たムーンライトもどちらも素晴らしい作品であり、監督や俳優、スタッフ陣の強い意志のもとに作り上げられており、映像のクオリティや登場人物のストーリーを楽しめるとともに、鑑賞後には心に強い印象を残してくれます。

映画という文明のすばらしさをを味わえる作品として語り継がれ、多くの人々を楽しませてくれることでしょう。